【ゆうりん大森】世界アルツハイマーデー

こんにちは。

かなりお久しぶりの投稿になってしまいました。

さて皆さんは『世界アルツハイマーデー』をご存じですか?

『世界アルツハイマーデー』は、認知症への理解を広げ、本人や家族を支える施策の充実を図ることを目的とし、1994年に国際アルツハイマー協会(ADI)と世界保健機関(WHO)が共同で制定しました。 

 

詳しくはこちら→

https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=155

 (公益財団法人認知症の人と家族の会)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/alzheimerday2024_00001.html(厚労省HP

 

毎年921日は認知症の日、9月は認知症月間とされ、大田区でも区役所や区内の施設などでイベントを開催し、認知症の啓発に取り組んでいます。

その中で9/9(火)糀谷文化センターにおいて開催された認知症シンポジウムに参加しましたので、当日の様子などをレポートします。


当日糀谷文化センターには近隣の介護事業所関係者のほか、地域住民の方もたくさん参加されていました。関心の高さが窺えます。

 

前半は京浜病院院長・熊谷先生による『認知症のお話し』。

長く地域医療に携わり、認知症の症例もたくさん診てこられた熊谷先生のお話は、時々冗談も交えながら楽しく進行。認知症の講座というと難しそうだなと思いがちですが、具体例を挙げながら、注意すべき症状などを説明してくださいました。

終了後は盛大な拍手!


後半は地域の介護事業所の職員さんから『認知症ケアパス』についての説明でした。

このサービスはこういったことができる、こういう方の利用に向いている、区の特養に入所するにはこんな手続きが必要など、地域の社会資源を紹介するとともに、認知症や要介護状態になっても安心な町づくりをしていることがとても良く分かる発表でした。

 

 

会場のロビーにはパネル展示のコーナーがあり、認知症関連書籍や包括の取り組みなども紹介されていました。

今まさに日本は超高齢社会です。

認知症に関する知識を深めることは、あなたやあなたの周りの人がより穏やかに地域で生活いくために、いつか必ず役に立つと思います。毎年9月の認知症月間をきっかけに、広く多くの方に興味を持ってもらえるような世の中になることを願います。

 

 

                                                                                                                                                                ゆうりん大森

社会福祉法人 有隣協会 

 

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