こんにちは。暑さも過ぎ、ようやく過ごしやすい季節になってきましたね。
今日は先日行ってきた【国際福祉機器展2023】の感想や新たな情報などを発信したいと思います。
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場所は東京ビッグサイトです。かなり広~い会場。今年は50周年だそうで、かなり長い歴史がありますね。
国内外から380を超える団体が出展しており、介護、障害、医療など広く福祉に関わる製品や技術、情報などが展示されています。直接触れたり、体験できるものも多くあり、普段はなかなかできない経験ができますよ。
いつもお世話になっている福祉用具の営業さんがお手伝いされていたブースに立ち寄りました。こちらはオランダのメーカーが作っている車いす用のクッションです。クッションの中にこの△の小さな『Smart Cell(スマートセル)』がたくさん入っていて、利用する方の身体の状態に合わせてセルの数や位置を調整するそうです。
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『サポート衣料』見た目は普通の衣料品ですが、片麻痺の方でもズボンの上げ下ろしが楽にできるように、ウエストの部分が滑りやすく加工されていたり、上着は通常のボタンではなくマグネットになっていたりと、身体に障害などがある方、介護する方にも優しい工夫がされています。
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こちらは『ぴゅーちゃん』!介護施設などで働いた経験のある方にはおなじみ『ピューラックス』のキャラクター。介護や医療の現場で使用されていることの多い殺菌消毒剤です。
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『もしもしフォン』実は40年くらい前からある製品だそうです。真ん中の蛇腹部分がビヨ~ンと伸び、耳の聞こえにくい高齢者の方と糸電話の要領で会話をする道具です。実際体験してみましたが、小さな声でも大きく聞こえてビックリするほどでした。
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義手や義足の体験もしてきました。写真の義手は前腕にセンサーを取り付け、自分の手首を動かすことによる筋肉の動きと連動して、義手の指をグーパーさせることができます。
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車いすラグビーに使用される車いすに試乗しました。最後に車いす同士の衝突体験をしたんですが、5m位向こうから勢いよく走ってくる車いすに正面から激突され、身体が飛び上がるくらいの衝撃でした。実際の競技では、きっともっと激しいぶつかり合いになるんだろうと思います。次のパラリンピックでは注目したい競技の一つになりました。
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今日ここではご紹介できませんでしたが、これ以外にもたくさんの展示がされていて、日々進化し続ける福祉機器の世界に驚きの連続でした。細かなニーズに焦点を当てた製品、障害を持つ方々とデザイン学科の学生がコラボした作品、AIを使って介護・医療の現場の負担やマンパワー不足を解消する技術、そして海外からも多くの出展があり、世界的にも関心の高いイベントだと感じました。もちろん普段の業務で良く目にする車いす、歩行器、手すりなどもかなり進化していて「あの利用者さんにこの歩行器を提案してみようかな」など考えながら見て回りました。
広い会場内を歩き回って、帰る頃には足が痛くなるくらいでしたが、学びの多い有意義な時間でした。
【国際福祉機器展】は毎年開催されており、一般の方でも入場することができます。また直接会場へ足を運べない方のためにWeb展も開催されていますよ。→国際福祉機器展サイトへ
ちなみに次回の開催も既に決定しており、2024年10月2日(水)~4日(金)だそうです。
興味のある方はぜひ次回、会場へ行って、見て、体験してください!
ゆうりん大森
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