「災害は忘れたころにやってくる」
という言葉がありますが、近年では列島各地で忘れる暇も無いほど自然災害が頻発しています。「怖いものは地震・雷・火事・親父」と言われたのも今や昔。現代社会で備えるべきは「地震・津波・噴火・台風・雪害・洪水」どれも備えを怠れば大惨事になるものばかりです。そんなわけで今回私たち有隣協会職員は7/2(土)に高畑小学校にて地域の皆さんと「台風」を想定した水防訓練に参加してまいりました。
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左から米澤、はるかぜの福島さん、ゆうりん仲六郷の薄さん (撮影 事務局 田中(琴)さん)
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福祉施設等では各種災害を想定して利用者様の「避難訓練」を毎月行っていますが、今回は「受け入れ側」としての訓練なので、区役所の職員さん、地域の町会の皆さん、高畑小学校の先生方に混じって「避難所の設営・誘導」をシミュレーションしました。
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一般的に「避難所の設営・運営」は市区町村の職員さんの仕事と思われがちですが、何百人と避難してくるかもしれない避難所を実際に支えるのは、町会をはじめとする「地域の力」が不可欠なのです。
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皆さんはご自分が住んでいる地域のハザードマップを確認したことはありますか?たいていの方は「見たことはあるけど・・・」ぐらいなんじゃないかと思います。一度これを機会に自分が住んでいる地域のハザードマップを確認してみませんか?「その時が来たらネットで調べるよ」じゃあ遅いんです。
・警戒レベル3の避難指示が出た時に、もし携帯電話の通信障害が起きたら
・夜間携帯電話のバッテリーが乏しい時に災害が起きたら
普段自分が頼りにしている家族や友人も怪我で助けに来てくれないかもしれません。まずは自分の頭に「避難場所」を叩き込みましょう。
ついでに災害備蓄品や非常用持ち出し袋も家に用意しましょう。避難所で用意できる物資には限りがあります。もし自分で用意できるなら、それに越したことはありません。
地震・津波・噴火といった災害は事前の予想が非常に困難ですが、「台風と洪水」だけは科学の発達で、ある程度予測ができるようになりました。「台風と洪水」は急には来ません。必ず何日か前からテレビや行政のホームページで警報が出されます。しっかり情報収集して「災害大国 日本」から「防災大国 日本」と呼べるような町づくりをみんなでやっていきませんか?
大田区生活支援付すまい確保事業
米澤 由得
~おまけ~
皆さん何十年ぶり(?)の小学校だったのでしょうか。水防訓練の後、失った青春を取り戻すかのように、体育館のバスケットゴールにジャンプしてはしゃぐ3人の姿がありました。取り戻せたのでしょうか、青春。
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↑福島さん
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↑薄さん
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↑田中(琴)さん
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↑オチは再び田中(琴)さん