6月19日(木)に、大田文化の森にて、大田文化の森運営協議会と新井宿老人いこいの家共催の講演「人生100年時代 『いまからはじめる』しまい支度・すまい支度」を開催しました。

今回は、新井宿老人いこいの家 羽田館長より「しまい支度」について、春風寮 米澤所長より「すまい支度」について、それぞれ講演をしました。30名定員の会場はほぼ満席で、皆さん興味深く講演を聞いている様子が伺えました。
前半は羽田館長の講演から。タイトルは「幸せな人生手帳~今からすぐ、やっておくべきこと~」。

世間一般的に定着してきた「終活」についての講演です。先ずは考え方や進めるにあたっての留意点など、「就活」とは何ぞや、といった話の後、「エンディングノート」についての説明がありました。

皆さん、「エンディングノート」ってご存じですか?遺言書の様に法的拘束力があるものではありませんが、今後自身が「しまい支度」を進めるにあたり、自身を振り返り、今後の考えについて、身近な人と共有することが出来るツールになります。ここでは話だけではなく、個人ワークも実施しました。
こんなシートを使用しました!→
参加者は皆さん、真剣に取り組んでいました。その様子を見て、私も他人ごとではないな、と実感しました…。今度、このシート、作成してみようかな、と思います。

後半は米澤所長の講演です。タイトルは「人生100年時代のすまい支度」。

あ、ちなみに羽田館長のスライドとのクオリティの差については目をつぶってください…。
ここでは、高齢になってから引っ越さなければならなくなった場合、どのような傾向があるのか、それを踏まえて考えておいた方が良いこと、等の話がありました。

「終の棲家」と考えていた住宅を出なければならなくなったら、と考えると、不安になりますよね。そういった際に冷静でいる為にも必要な話が聞けました。
今回の「しまい支度・すまい支度」についての話は、先のことと考えるのではなく、「今」から意識し、取り組み始めることで、自分だけでなく周りの不安も軽減することが出来ます。ぜひ、皆さんも羽田館長、米澤施設長に話を聞いてみてください!

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