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【すまい確保】地域生活安全ニュース

こんにちは、居住支援担当の米澤です。

ここ最近はあまり住宅支援関係の記事を書けていませんがちゃんと仕事はしています。

 

で・・・・、

ここ最近で急に暑くなってきましたね。ちょっと外で動くだけでも汗をかくような時期になってきたので、一日の終わりは熱いお風呂にゆっくりつかってリフレッシュしたいものです。

 

さて、そんな日常の一コマを支える大事な器機であり、どこのご家庭にもあるのが「ガス給湯器」ですが、これに関連する防犯情報をよく耳にします。

【事例】

ある賃貸アパートで独り暮らしをしているAさんはある夜、家でゆっくりお風呂に入っていました。

 

しかし途中で急にシャワーのお湯が出なくなり、給湯器の故障を疑ったAさんはサッと服を着て、自宅玄関外に配置されている給湯器の様子を見てみようと玄関のドアを開けて、強盗に押し入られてしまいました。

 

原因としては、強盗犯が室外にあるガス給湯器やガス配管の供給レバーを閉じる細工をしたことによるものです。


これは怖いですよね。「強盗」という犯罪自体も怖いのですがこの手口で犯罪を実行するとなると、「この時間はいつもお風呂に入っているようだ」など、被害者の生活パターンをある程度は把握しているということにもなります。この手口自体は10数年以上前から報告されていましたが、ここ最近SNSを中心に注意喚起されているのをよく見かけるので、現在はこの手の事例がまた増えているのかもしれません。

 

これの対策としては極めて単純です。「不用意に玄関のドアを開けない」とにかくこれに尽きます。「故障かな?」と思っても確認に行くことは危険です。素人が確認しても故障かどうかなんて分からないし、原因が分かっても直したりはできないでしょう?明るくなってからゆっくり管理会社へ連絡することをお勧めします。

いいですか。賃貸物件なら管理会社ですよ!

 

故障であれば自分で勝手に業者を探して電話をしてはいけません。世の中にはこちらが素人と思って必要のない工事を行う悪質な業者も存在します。まずは管理会社を通して大家さんに連絡してもらい、良心的な業者さんを呼んでもらいましょう。

 

自分がわざと壊したのでなければ、費用もオーナーが負担してくれるケースがほとんどです。そして万が一、元栓が勝手に閉められていたら念のため警察へ連絡しておきましょう。


次にお伝えするのは「防虫」に関してです。

 

虫にも色々ありますが危険・安全を問わずに私自身は虫全般が苦手です。基本的に意思の疎通のできない生き物が苦手です。「昆虫大好き!」という方には申し訳ないのですが、呼んだらやって来たり、布団で添い寝してくれるような生き物が好きなんです。まぁ呼んだらやって来る人懐っこいゴキブリとかでも嫌ですけど。

 

さて、この時期になって被害が増えてくるのが「蚊」ですが、もっと危険なのが「毒を持った毛虫」の被害です。

虫画像が苦手な方も多いので写真は載せませんが、「チャドクガ」や「イラガ」といった毒毛虫に自宅植え込みの剪定や公園で遊んでいた子供が刺されて被害にあうことがあります。

 

昨年度、当法人の植え込みの剪定に来てくださった職人さんと雑談をする機会があったのですが、「イラガ」に刺された痛みは「まるで手にホチキスの針を打ち込まれたようだった」とお話しされていました。

 

この毒毛虫への基本的な対策は、

「不用意に植え込みに接触しないこと」。

 

保護色になっていたり葉の裏に隠れていたりするので、公園で遊んでいる小さなお子さんなんかは植え込みの横を駆け抜けた瞬間に被害にあうこともあるようですが、よーく観察してみてください。「葉が食い荒らされている」とか「地面に小さな黒い粒(糞)がたくさん落ちている」といったフィールドサインを生き物ならば必ず残します。


それでも刺されてしまった場合は、

 

 ①流水で患部を流す(手でこすると被害箇所が広がるのでNG)

 ②ガムテープなどで毛針を慎重に取り除く

 ③皮膚科へGO

 

の手順です。

 

これから夏に向けて熱中症や台風など様々な危険が増えてきます。地域の皆さまくれぐれも事故が無いようにお過ごしください。

 

社会福祉法人 有隣協会

大田区支援付すまい確保事業 相談員

 米澤 由得

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コメント: 5
  • #1

    虫が苦手な私 (金曜日, 09 6月 2023 08:48)

    私も米沢様と同様、虫のみならず爬虫類も苦手です。ベランダに花を育てているので、これからの季節十分気を付けて行きたいと思います。また。ガス給湯器の詐欺の手口は、利用者に情報提供をしていきたいと思います。情報ありがとうございました。

  • #2

    サイコアントニム (金曜日, 09 6月 2023 09:49)

    強盗の手口も巧妙化してますね�

  • #3

    ひーご (金曜日, 09 6月 2023 10:24)

    子供の頃に持っていた「昆虫図鑑」に、「イラガの幼虫(毛虫)は刺されると顔が変形するほどの痛みがある。柿の木などに見られる。」と書いてあって、顔が変形する!?と恐怖を覚え、それ以降柿の木には登らなくなりました(汗)

  • #4

    サカモー (火曜日, 13 6月 2023 12:10)

    山育ちの私には虫は問題ない。いても自身の方が強いと思っているので、平気ですが腫れたり、痛みがあるのはやはり引きますね。年齢とともに考え方が変わり守りに入る傾向になっているので、攻めまくりたいと思います。

  • #5

    ひーご (水曜日, 14 6月 2023 10:18)

    ↑の「サカモー」さんがどなたかわかりませんが、虫に対して「自分の方が強いと思っているので平気」というのが、"らしい"ですね(笑)どなたかはわかりませんが。

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