皆さんこんにちは、広報委員会です。先日、いこいの家の館長、シニアステーション糀谷の所長が集まって勉強会をされるというので、参加させていただきました♪勉強会の講師は浜川荘の大竹施設長。何を勉強されていたかというと「重層的支援体制整備事業」です。
「重層的支援体制整備事業」は、社会福祉法に基づいて2021年4月より実施されることになった新たな事業で、簡単に言うと、現代の複雑化した地域住民たちの課題に対して、今までの支援体制では対応が難しくなってきたので(ex うちは介護の相談しか乗れないよ、ええっ!引きこもり家族の問題もあるの??うちじゃムリムリ!!など)、市区町村が創意工夫をもって包括的、横断的な支援体制を円滑に構築・実践できる仕組みを作りましょう!ということです。
~参考~ 厚生労働省HP「重層的支援体制整備事業について」
勉強会の目的は、当然いこいの家やシニアステーション糀谷もその体制に加わるべく、まずは"重層的支援体制整備事業とは何か"を学び、その中で"自分たちは何を担うか"を考えるというものでした。
難しい言葉はたくさん出てくるし、「包括的な相談支援」という言葉が地域包括とごっちゃになってしまったり、なかなかスムーズには進みませんでしたが、わからないことをわからないままで終わらせず、「わかりません!!」と言える皆さんの雰囲気がとても素敵だと思いました(^o^)
話を聞いていると、現在いこいの家やシニアステーションでは、来館者の方から業務として相談は受けられなくても、話をうかがい"支援機関に繋ぐ"ことは頻繁にされているとのこと。職員が多岐にわたる相談支援を熟知し、良い繋ぎ役(大竹施設長曰く"コンシェルジュ")になることが出来れば、「アウトリーチ・つなぎ支援」において大いにチカラを発揮できるのではと感じました。
この勉強会の内容は、是非他事業所にも展開していってほしいです。
広報委員会 肥後